3Dプリンター鉢 通気性と保水性の両立を目指す

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3Dプリンター

多肉植物は通気性が大事と思いましたが 乾きすぎも問題でした。

フルメッシュの植木鉢では根腐れよりも乾燥による枯れが心配です。

実際に親指より少し大きいくらいの亀甲竜は知らない間に中身がスカスカになって枯れていました。

ではどうすればいいのか?  多肉は水をやってから3日ほどで乾くのがいいそう。

ならばメッシュを半分くらいにすればいい。 

あくまでも主役は多肉! あまり凝ったデザインではなくシンプルをコンセプトにしました。

スライサーでの設定

しかし3Dプリンターを初めてまもない頃でしたのでやり方がわからない。

3Dプリンター自体を持って発信してる方も少なかったです(2021年ごろ)ので

ネット検索するも情報がない、(見つけられなかっただけかもしれません)

3DCADのの設計からメッシュにする? いやいや3DCADも始めたばかりで全くわからない。

ヒントはスライサーソフトの公式HPにありました。

スライサーの中に本体にパーツを追加できる項目があります。 追加した項目をメッシュにすればいいんじゃね?と。 これが正解でした。

モディファイアの追加

 PrusaSlicerに印刷したいものを読み込ませます。

印刷物を右クリックするとメニューが出てきます。

下の方にモディファイアの追加があるので選択。

好きなのを選びます。 私は平板を選びました。

モディファイアで出してきた平板をサイズ調整・好きな位置に持っていきます。

モディファイアの設定

選択したモディファイアの設定をします。

これをしないと反映されません。

平板を右クリック、 メニューからインフィルと積層ピッチと外壁の設定を選ぶ。

インフルは20% パターンはジャイロイド

積層ピッチ等は全てゼロ

ここまで来たら平板をコピペで模様を作ります。

最初にモディファイアの設定をしないと後で一つ一つ設定をしないといけなくなります。

最終はこの形にしました

3Dプリンターで印刷

データができたら印刷するだけです。

今回は9cmx9cm 厚み3.5mmほどの鉢の印刷です。

9時間ほどかかります。

いい感じにできたと思います。

シンプルに通気性と排水性もいい感じだと思います。

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3Dプリンターで作成した植木鉢です。 ジャイロイドメッシュに平面を交互に配置し下側が細くなる様な縦模様にしてあります。 装飾を付けずにシンプルに機能性を重視しております。 水捌けが良くなるように作成しましたので乾燥を好むサボテン、多肉植物な...

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